先日、全北現代にもどったチェ・ガンヒ前監督の後を引き継ぎ、韓国代表を率いることが発表されたホン・ミョンボ。
彼は25日に坡州のナショナルトレーニングセンターで就任記者会見を開き、正式に韓国代表ヘッドコーチの仕事を始めることとなった。その内容を朝鮮日報紙が伝えている。
朝鮮日報
ホン・ミョンボ 韓国代表監督
「久々の挨拶が監督就任記者会見とは新鮮だ。まず困難な時期に代表を率いて8回連続W杯出場を成し遂げたチェ・ガンヒ前監督とスタッフに感謝を伝えたい。十分に賞賛に値する仕事をこなされたと思う。
充電の期間には成長の機会を逃さぬよう努力してきた。ヒディンク氏の配慮によってアンジ・マハチカラで修行をした。その時間は私にとってとても重要なものとなり、サッカーだけでなく人生の学びの場となった。
容易な状況ではないが、これまで培ってきた全てを賭ける。知恵、知識、体も心も代表に捧げる。
(ロンドン五輪のメンバーは?)彼らと素晴らしい3年間を過ごしたのは事実だが、過去は未来を保証しない。未来は予測できない。
(パク・チソンの復帰については?)彼は今まで大きな仕事をしてきたし、これからも続けなければならない。が、重要なのは本人の意思だ。彼が引退を決めたのだから、それを尊重しなければならない。
目標については言う必要はないだろう。国民の希望もあるし。選手とともに過ごすようになれば、ともにどこを目指すかという点について一致したものを持ちたい。それは個人的な目安だ。
(目指すサッカーについて) 韓国型の戦術を作りたい。我々はスペインでもドイツでもないのだから、自分たちが得意とするサッカーを作成し、ワールドカップに臨みたい。
これまで3度のオファーを受けてきた。1,2回目は五輪代表を率いていたから断った。だが、今回暇だったから受けたわけではない。5ヶ月間ロシアを経験してから受けた。
アンジ・マハチカラには11カ国の選手がいたが、彼らをコントロールするのは難しかった。しかし我々の選手は違う。それが本当に素晴らしいこと。私の心を動かすのは、韓国の選手たちなのだ。
(チーム内の不和説について?) 中にいなかったのだから分からない。ゲームの内容が良くなければ懸念が出てくる。我々はチームであることを重要視する。下の選手が引っ張るのも重要。ベテランや主将の意見だけでなく、23人から主張があるべきだ。2014年ではワンスピリット、ワンゴールがもっとも重要な方針だ」
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