以前、稲本潤一が所属していたフラムで快速ウインガーとして鳴らしたルイス・ボア・モルテ。
来月36歳を迎えるポルトガル人は昨シーズン、プレー時間を求めてイングランド三部リーグのチェスター・フィールドでプレーしていたが、現在は無所属の状態。ここにも、新天地を求めたフットボーラーの1人がいる。
フラム時代からトリッキーなプレーが目立ったボア・モルテだが、このほどあるチャリティマッチで彼が披露したPKが静かな話題を呼んでいる。
まるでバロテッリのPKをパワーアップさせたようなキック・・・!
この試合はベネズエラのクラブ、デポルティボ・アンソアテギとルイス・フィーゴイレブンによる慈善試合。フィーゴイレブンにはヴィトール・バイーア、ミチェル・サルガド、ペドロ・メンデス、エメルソン、メンディエタ、デサイー、アスプリージャ、ペティなど懐かしい面々が参加し、試合はフィーゴイレブンが3-2で勝利した。
ちなみに、PKの助走中(キックが行われるまで)に完全に止まってしまうことは、『サッカー競技規則』の「反スポーツ的行為」に該当する場合がある。今回は親善試合ということでPKの無効は宣告されなかったが、このPKが公式戦で認められるかは、どうやら試合を裁く審判にもよりそうである。
議論を呼んだ佐藤寿人のこのPKも、本来であればイエローカードの対象と言われている。競技規則では「PKを行う競技者は特定されなければならない」とあり、この条項に対する「反スポーツ的行為」と解釈される可能性がある。
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