7月10日、ブルガリア1部のCSKAソフィアは、公式サイトで「新しいオーナーにクラブを譲渡する契約を結んだ。すでに前体制の経営陣は退任している」と発表した。
ブルガリアで最も多くのタイトルを勝ち取ってきた、国内随一の人気クラブであるCSKAソフィア。
深刻な財政難に喘いでいた今夏は、債務不履行によってチャンピオンズリーグの出場権を剥奪されており、さらに6月に就任したフリスト・ストイチコフ監督もすでに職を離れている。そのため破産は目前と言われていたものの、新しいオーナーを迎えたことでそれを回避できる見通しとなった。
新たな経営陣は現在存在する債務の1200~1700万レフ(600万~870万ユーロ)のうち、1000~1100万レフ(500万~560万ユーロ)を返済することができるという。
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