2013年7月22日16時24分。
ロンドンのセント・メアリー病院で、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんとの間に待望の第一子が生まれ、イギリス中が歓喜に湧いた。その喜びの様子は現地のサッカーメディアでも伝えられており、ここで少し紹介してみることにしよう。
大衆紙『The Sun』もこの日ばかりは『The Son』に。ロイヤルベイビーの誕生とはいえ、媒体名を変えてしまうあたりはさすがすぎる。
アストン・ヴィラはいち早く公式ホームページ上で祝福。ウィリアム王子がアストン・ヴィラの熱狂的なサポーターであることから、「このチャンスを逃すまい」と、ロイヤルベイビーに名前入りユニフォームをプレゼントしたそうだ。ちなみに、HRHとは「His Royal Highness(殿下)」を意味する。
『talkSPORT』ではサッカー選手の息子たちを紹介する映像が紹介され、『Daily Mirror』では、「赤ちゃんフェイスのサッカー選手トップ5」と題した企画を実施。順位の詳細はこちら。
まさに英国中が祝福ムード一色に包まれたと思われたが、やはりあの男は黙っていなかった・・・!
This Royal baby's birth is deflecting attention away from the fact we had the Olympic Games in London a year ago...
— Joseph Barton (@Joey7Barton) July 22, 2013
空気を読むことなく、「ロイヤルベイビーが誕生したわけだけど、これって1年前にロンドンオリンピックを開催したっていう負の事実から目を背けさせた出来事だよな」とツイート。以前よりロンドン五輪の開催に反対だったバートンはまた、
And fuck all has been done in terms of the legacy for the future of sport. #smokeandmirrors
— Joseph Barton (@Joey7Barton) July 22, 2013
と続けてツイートするなど、自らの主張をTwitterにぶつけ物議を醸したのであった。
ちなみにバートンは昨シーズン、QPRからマルセイユにローン移籍。先月末をもってその契約も満了となり、現在はQPRの所属になっている。