昨日行われた東アジアカップ女子最終節、韓国対日本は2-1という結果で終了。3連覇を狙ったなでしこジャパンは最後に躓き、惜しくも2位で大会を去ることになった。

この試合で活躍したのは、INAC神戸に所属しているチ・ソヨンであった。前半に直接フリーキックを成功させ先制すると、67分にもリードを広げる2点目を決め、勝利の立役者となった。

普段日本で生活をしているチ・ソヨンは、試合後の取材に対して「日本ではいつも見下されている」と話した。

朝鮮日報

チ・ソヨン

「日本で生活していると、いつも韓国人である私を見下す視線を感じる。なので、ゴールを決めたら『散歩セレモニー(2010年の日本戦でパク・チソンが見せたもの)』をやりたかった。

大会の最初から上手く出来れば良かったけれどうまくいかなかった。しかし、最後まであきらめなかったことが日本戦で勝利できた要因だ。

ホームでの大会だったので多くの注目を受けていた。そこでなかなかゴールを奪うことが出来ず、プレッシャーが掛かっていた。日本を相手にするのは大変だから、いつもより走らなければと思っていた。

試合を終えてINACの選手たちに挨拶しに行かなかったのは、彼らの気分が悪そうだったからだ。

我々は不足している部分が多いが、連続して強いチームと試合をしていれば良い結果も得られるだろう。今回の大会では全てが強いチームで、劣ったものはいなかった。経験を積んでいけば、ワールドカップでも良い結果を出せる」

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