オーストリア1部リーグ第3節、シュトルム・グラーツ対ラピド・ウィーン戦での出来事。 キックオフ直後、相手陣に攻め込むシュトルム・グラーツがDFラインの裏へパスをおくると・・・

 

抜け出したスロベニア代表FWロベルト・ベリッチを止めようと、後ろからタックルにいったラピド・ウィーンのDFマクシミリアン・ホフマンはこのプレーで一発退場に。 ラピド・ウィーンの下部組織出身の19歳、ホフマンはこの日がトップチームデビュー戦だったのだが、わずか1分あまりでピッチを去ることになってしまった。

このPKを決められ先制を許したラピド・ウィーンだったが、その後逆転し4-2で勝利。ホフマンもきっと胸をなで下ろしているにちがいないだろう。

ラピド・ウィーンのバリシッチ監督は試合後、「我々は(失)点と選手を失って(試合を)スタートした。我々自身にその責任があった。我々は試合をオープンにしようとし続け、よく組織されていた。数的不利にもかかわらず、我々は決して屈しなかった。全選手が全力をチームに注いだ」とコメントした。

一方、数的優位を活かせず勝利を逃したシュトルム・グラーツは1分け2敗と今季リーグ戦でまだ勝ち星がなく、ここ10年で最悪のスタートとなってしまったそうで、ミラニッチ監督も「本当に失望している」とこぼしていた。


【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」