夏の移籍マーケットでエリック・ラメラとパブロ・ダニエル・オズヴァルドを失ったセリエAのローマがマンチェスター・ユナイテッドで出番に恵まれない香川真司とハビエル・エルナンデスの獲得を狙っていると報じられている。

『Caught Offside』によれば、ローマは1月のマーケットで日本代表とメキシコ代表の獲得に挑戦するとの事。香川もエルナンデスもコンフェデレーションズカップに出場していた影響やインターナショナルウィークに長期のフライトをこなした影響もあって、現在の所デイヴィッド・モイーズ監督のファーストチームのプランから外れている。香川は未だ出場機会がなく、エルナンデスは週末のクリスタル・パレス戦でようやく途中出場を果たしたばかりだ。

香川はプレミアリーグ初参戦で結果を残し今季多くを期待されていたが、負傷が今季の出場を妨げておりユナイテッドファンは出場を望んでいるがデイヴィッド・モイーズは未だ起用していない。夏の移籍マーケットでは古巣ドルトムントやアトレティコ・マドリーへの移籍話が浮上するなど、去就について大きく騒がれた。

アトレティコ・マドリーは夏のマーケットでメキシコ代表ストライカーを狙ったクラブの1つである。エルナンデスは昨季加入したロビン・ファン・ペルシーや成長したダニー・ウェルベックの存在もあり出場機会が減っており、スターティングラインナップに名前を連ねる機会が限定的である事から夏のマーケットで退団するのではないかと騒がれていた。

香川はクラブに残留してスタメンの座を争う事を誓っているが、ローマは1月に獲得できる可能性があると考えているようだ。ローマのリュディ・ガルシア監督は夏のマーケットで失ったラメラとオズバルドの補強を欲しており、攻撃的MF、ストライカーの補強として香川とエルナンデスが理想的な補強と考えているとの事。

ローマはラメラとオズバルドの売却益の再投資は行っておらず、ユナイテッドは最低でも3500万ポンド以上を両名の売却に要求すると見られているが許容範囲との事。しかし、ユナイテッドが両者を一気に手放すとは考えづらいところである。

なお、ローマはチェルシーのバックアップストライカーとなっているデンバ・バにも興味を示していた。セネガル代表への関心を再び示す可能性は充分にあり得るだろう。なお、夏の移籍マーケットで興味を示していたポルトガル代表ウィンガーのナニについては既に新しい5年契約をクラブと結んだ事から、1月のマーケットでの獲得は非常に難しいと見られている。

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