昨シーズン、超攻撃的なサッカーでイタリア中を驚かせたのはズデネク・ゼーマン率いるローマだった。
キックオフと同時に8人の選手がハーフウェーラインに並ぶ様子は記憶に新しく、その攻撃的なスタイルを象徴する一つの画として世界中のサッカーファンの度肝を抜いたことでも知られている。
そんなゼーマンが見せたサッカー同様、超攻撃的なスタイルでキックオフを迎えるチームがドイツにはあった!
先週末、ドイツの3部リーグのRBライプツィヒはキックオフと同時に8人の選手がハーフウェーラインに並び、そこからなんと・・・
キックオフから要したタッチ数はわずかに7タッチ。これには対戦相手のシュトゥットガルトⅡもほとんどなす術なく、スタート若干9秒で先制点を許す試合展開となった。この先制点もあり、RBライプツィヒは3-1で試合に勝利。チームは見事4位にまで上り詰め、貴重な勝ち点3を掴むきっかけとなった積極的な采配だったと言えるだろう。