今年、長くチームを率いていたデイヴィッド・モイーズ監督がマンチェスター・ユナイテッドへ去り、ウィガンからロベルト・マルティネス監督を迎えたエヴァートン。一つの時代の区切りとなる出来事だが、ある意味それ以上に大きな変化で、しかも問題となってしまったのが、クラブエンブレムのリニューアルである。

当サイトでもお届けしたが、エヴァートンは今年、時代の流れに沿う形で、思い切ってエンブレムを簡略化(下がその新デザイン)。

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ところが、あまりにも簡略化しすぎてしまい、特にクラブのモットーであるラテン語の“Nil satis nisi optimum”(最善を尽くせば、道は開かれる)を除外したことにサポーターが猛反発。結局、発表からしばらくしてクラブは公式サイトで謝罪を表明。ファンの声を反映する形で、2014-15シーズンから再度デザインを変更することを明らかにした。

その新しいエンブレムを選ぶ投票が、今週から開始されている。候補はこちらの3つ。

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20000点以上のデザイン案からまず400点が選ばれ、その着想を元にデザインチームが3つのデザインを用意。サポーター投票は9月23日から10月1日まで行われ、10月3日、来季から使用するトフィーズの新エンブレムが発表される。

以下は前記事にも貼ったエヴァートンの歴代エンブレム。

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印象的なエンブレム中央の建物は、エヴァートン地区の中心に建つ Prince Rupert's Tower である。

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