9月27日、BBCスポーツは「トリニダード・トバゴ代表DFアキーム・アダムス選手が、心臓発作を起こし危篤状態となった」と報じた。
アキーム・アダムスは1991年生まれの22歳。2007年に行われたU-17ワールドカップに出場し、その後16歳でフル代表にデビュー。今年夏にハンガリー1部のフィレンツバロシュに移籍していた。
記事によれば、アダムス選手が倒れたのは25日の夕方。練習が終了した後に女性とともにクラブを訪れ、帰宅した後に心臓発作に襲われて昏倒。友人に発見された後に病院に運ばれ手術を受けたものの、現在も危篤状態が続いているという。
ネムゼッティシュポルト
シェルド・ツォルト 国立スポーツセンター医師
「フィレンツバロシュのアキーム・アダムス選手が、昨日の夕方重大な心臓発作に見舞われたことをお知らせします。
心筋梗塞のリスクは排除しましたが、依然として彼の状態は深刻なままです。今後数日間は循環系機能の観点から非常に重要になります。常時医療による監視を行うため、選手は集中治療室で処置を受けています」
トリニダード・トバゴサッカー連盟
タマシュ・クシルシュ フィレンツバロシュMF
「我々は練習の後、笑って、踊って、そして多くのことを話したんだ。3時間後、アキームはクラブで女性に呼ばれたんだが、その時に『体調が悪い』と話していた。そしてその10分後、彼の家で倒れているアキームを発見した。彼はすぐに病院に運ばれていった。
我々は皆彼のために祈りを捧げている。アキームは我々とともにプレーするためにここに来た、とても良い友人なんだ」