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2日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、レアル・マドリーはコペンハーゲンを相手にホームで4-0の快勝を収め、週末のマドリード・ダービーに敗れて以降漂っていたチームへの不安感をひとまず払拭した。

この試合で2ゴール1アシストの大活躍を見せたのが、アルゼンチン代表のアンヘル・ディ・マリア。

今夏のギャレス・ベイル加入の影響を最も受けるだろうと言われている選手だが、代表でもキーマンとなりつつある25歳のMFの実力はやはり素晴らしく、この日も4-3-3へのシステム変更で任された右ウィングのポジションで躍動。1-0で迎えた66分、エリア内でベンゼマから折り返しのヒールパスを受けると、なんと左足のラボーナでクロス。クリスティアーノ・ロナウドの追加点を見事にアシストした。

その後は自ら2点を決め、コペンハーゲンを突き放したディ・マリア。試合後、地元メディアに対して「右足で蹴るよりもラボーナの方が自信がある」と語ったように、実はラボーナは大得意。実際の試合でも、今回を含め3度のアシストを決めているようだ。

その全3アシストを紹介。

ラボーナ自体はそこまで難しい技ではないが、ディ・マリアのそれは一つの流れとして完成されており、特に3つ目のベンフィカ時代のアシストは、ボールを置く位置とその速さから「相手にとって予測不可能なプレー」と言っても良い。

現在、軽い太腿の痛みで戦列を離れているベイルにとって、“ウォール・ディ・マリア”は決して低い壁ではないに違いない。

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