圧倒的なヘディングを武器に“ヘリコプター”の愛称で親しまれ、デポルティーボ・ラ・コルーニャなどで活躍した元ウルグアイ代表FWワルテル・パンディアーニ。

今年4月で37歳になったパンディアーニがこのほど夢を叶えたと『elpais』が伝えているので紹介する。

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今季ウルグアイ1部リーグに昇格したミラマール・ミシオネスに入団したパンディアーニは「夢が実現した」と語った。17歳になる息子のニコラスくんも一緒にチームへ入団することになったのだ。「いつも父から学んできた」と語 るニコラスくんは父親とは違い右サイドバックとしてプレーしているそう。

親子で一緒にプレーをしたいという2人の願いは1年以上前から少しずつ、形になっていったという。昨シーズン、父パンディアーニはスペイン2部のビジャレアルへ入団するも、約半年後の2013年1月にアトレティコ・バレアレス( 3部)へ移籍。その際、ニコラスくんも一緒に入団し、ユースチームでプレーしていたという。

その後、母国に戻ったパンディアーニをミラマール・ミシオネスに引き入れたのは元ウルグアイ代表MFのゴンサーロ・デ・ロス・サントス。マラガやバレンシアで活躍したデ・ロス・サントスは現在ミラマール・ミシオネスの監督を務めている。

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【中央にいるのがデ・ロス・サントス】

入団会見で「我々は途方もない熱意をもってここにきた」と語った父パンディアーニはその肉体はスペイン時代と変わらないようにも見え、 「身体的にも試合勘?的にもまだだが、大いに信頼して欲しい」と話したそう。一方のニコラスくん曰く、「父は監督のように考えている。強く(プレー?)しろと忠告されるけど、常に冷静にプレーしろとも」。

「息子のニコとウルグアイに戻ってこれて本当に嬉しい。数年ほど(古巣)ペニャロールで(ニコラスと一緒に?)プレーしようとしていたが、別の問題で実現しなかった。 その時じゃないと言われた。そして、今こういうことになって本当に感謝している」と述べたパンディアーニはニコラスくんの他にもエセキエルくん(15歳)、アレックスくん(13歳)という息子をもつ3児の父親。

現在ミラマール・ミシオネスは前期リーグ8試合を終えて、4分け4敗といまだ勝ちがなく最下位に低迷している。夢を実現させたパンディアーニは息子ニコラスくんとともにチーム浮上のきっかけとなれるだろうか。(※一部ではニコラスくんは19歳との情報も)

 

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