オーストリア2部リーグでこんな見事な珍ゴールが生まれた。ザンクト・ペルテンとSVホルンが対決した“NÖ-Derby”での前半5分過ぎに決まった先制ゴール。

ホルンのFWティエリー・フィジェウ=タゼメタは相手との競り合いで左足のスパイクが脱げるも、そのスパイクを手に持ったままプレーを続けるとなんとゴールまでゲット!(ゴール直前、手にしていたスパイクを一旦手放すもその後回収)

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なお、ルール的にはスパイクは着用しなければならず、 脱げた状態でプレーを続けることは負傷する可能性があるため認められないこともあるそうだが、ベルント・アイクラー主審はお咎めなしでこのゴールを認めた。 (スパイクが脱げた直後にプレーを継続したのであれば、”継続”的ではないので違反をとられない?)

カメルーン出身ながら赤道ギニアの代表経験もある31歳のベテランFWのナイスなゴールでホルンが先制したものの、その後ゴールラッシュをみせたザンクト・ペルテンが逆転。5-2で逆転勝利したザンクト・ペルテンのバウムガルトナー監督は「今日の我々は非常にいいプレーを したし、最後には得点に報いることができた」と満足げに話したそうで、フィジェウ=タゼメタの珍ゴールは残念ながら勝利には結びつかなかった。

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