11月5日、アイルランドサッカー協会(FAI)は公式サイトで「新たな代表監督にマーティン・オニール氏、そのアシスタントにロイ・キーン氏が就任する」と発表した。この交渉が行われていたことは4日前から地元メディアで報道されており、それが正式に決定した形となる。

マーティン・オニール氏は1952年生まれの61歳。北アイルランド生まれで、選手としてはノッティンガム・フォレストで一時代を築いた。引退後の1987年に指導者となり、セルティック、アストン・ヴィラ、サンダーランドで指揮を執ってきた。

そしてロイ・キーンはもちろんマンチェスター・ユナイテッドで活躍した闘将として有名。サンダーランド、イプスウィッチ・タウンで監督としてのキャリアを積み、2011年に退任してからはメディアで解説業を務めてきた。

監督、アシスタントともにナショナル・チームを率いるのはこれが初となる。

公式

パディ・マコール FAI会長

「これはアイルランドサッカー界のための偉大な契約だ。マーティン(・オニール)は当初より理事会は最優先候補として考えていた。そしてロイ・キーンを加えられたことも、チームにとってプラスになるだろう。彼らの成功を祈っている」

公式

ジョン・デラニー FAI CEO

「本日、我々の代表チームを率いるマネージャー、並びにそのアシスタントに、二人のアイルランドの伝説を指名することができた。彼らの成功を祈りたい。

マーティンとロイ(・キーン)は、2014年6月にスタートするEURO2014の予選に向けた準備を行うために10か月の期間を持っている」

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