マドリードに拠点を置く、スペイン最大のスポーツ紙は『MARCA』。
発行部数は300万部と国内最大規模であり、レアル・マドリーの取材をベースにそのリーチは国内外へも及ぶ。海外サッカー好きなら一度は耳にしたことがあるそんなスペイン紙が、何やら遠く離れたJリーグを取り上げたそうな。
熾烈なJ1の優勝争い?はたまたジュビロ磐田の降格劇?それともガンバ大阪やヴィッセル神戸の昇格なのか?
答えはこちら。
こちらはスペイン語版。
こちらは英語版。「Blooper of the year?(2013年最大のポカ?)」の見出しがつけられている。
正解は、J1第31節大分対新潟で起きたこのシーン。
大分のGK清水圭介のパントキックが新潟FW田中達也の背中に直撃し、そのままゴールになり、新潟が見事先制。シーズン終盤にして結果を残し始めた新潟は、8位にまで順位を上げることになった。
田中のゴールはきわめてアクシデンタルなものであった。
しかしどういう形であれ、こうしてJリーグの話題が海外へと露出されることは、決して悲観的なものではないはずだ。