スコットランド1部、首位のセルティックはホームでアバディーンを3-1で下した。
試合は1-1のタイスコアで迎えた後半アディショナルタイムにFWデルク・ブーリフテル、MFクリス・コモンズが立て続けにゴールを決めて、セルティックが土壇場で勝ち越しに成功し、勝ち点3をもぎとった。これでセルティックは今季リーグ13戦を終え、いまだ無敗。
ちなみに、試合前半にはこんな惜しいシーンもあった。セルティックDFエフェ・アンブローズはインターセプトからそのまま持ち上がると・・・
惜しい・・・
25歳のナイジェリア代表DFは対峙するアバディーンの選手たちをスルスルとかわし、ゴールまであと一歩のところにまで迫った。シュートはゴール上方へ大きく外れてしまったが、迫力ある見事なドリブル突破だった。
セルティックは今週ミッドウィークにホームでのUEFAチャンピオンズリーグ・ミラン戦が控えている。無敗をキープする国内リーグとは裏腹にミラン、アヤックス、そしてバルセロナと同居するCLでは現在最下位となっているが、レノン監督は「チャンピオンズリーグはなるようになるだろう。魅力ある大会なので無意識でも気持ちが高められる。参加しているなかで最高の大会だよ。なので、自動的に発奮することになるさ」とコメントしている。
また、今季アヤックスから移籍してきたオランダ人ウィンガー、ブーリフテル(27歳)にとってアバディーン戦での勝ち越し弾は移籍後初ゴールだった。負傷離脱していた時期もあったが、ようやく存在感を発揮し始めたブーリフテルについて、レノン監督は「彼にとって(負傷離脱は)不満の溜まる時間だったが、自らのクオリティーを見せつけたし、あのゴールは自信への大きな後押しになるだろう」と期待を寄せる言葉を口にしていた。
なお、アバディーン戦ではチームの得点源であるFWアントニー・ストークスがベンチ外となっていたが、これは個人的な理由で月曜日のチームトレーニングには復帰するだろうとレノン監督は話したそう。
【試合ハイライト】