英国メディア『The Guardian』が、W杯アジア予選のレギュレーションが変更になる可能性を伝えている。

記事によると、AFC(アジアサッカー連盟)会長のシャイフ・サルマン氏が同紙に語ったもので、W杯アジア予選とオセアニア予選を組み合わせる可能性があるという。

現在、アジア地域に与えられたW杯出場枠は4.5。最終予選の各組上位3ヵ国同士がプレーオフを行い、勝利したチームが南米予選5位通過チームとの大陸間プレーオフに進むことになっている。

一方、オセアニア地域に与えられた出場枠は0.5。こちらも3次予選を首位通過したチームが北中米・カリブ海予選4位通過チームを大陸間プレーオフを行う。

しかし、今回プレーオフに出場した両国(ヨルダンとニュージーランド)は、それぞれウルグアイとメキシコ相手に大敗。特にニュージーランドは現行のレギュレーションに納得していないようで、本大会へストレートで参加できる枠組みへの移行を訴えているという。

AFCのシャイフ・サルマン会長は「AFCはすでにオーストラリアを抱えている。しかし、両者を統合できるかについて目を向けるべきだと思う」とコメント。さらに、「これはOFC(オセアニアサッカー連盟)と協議していることなんだ。幸運にも、両者がどのように予選が行われるかについては合意に達している。両者は地理的にとても近いし、技術的にもほぼ同じレベルにあるからね」と統合に向けて好意的な見解を示している。

新レギュレーションの詳細については未定だが、オセアニア地区所属のチームがアジア予選をともに戦うプランの他、オセアニア地区を予選通過した1チームがアジア予選に参加するものなど、様々な可能性が考えられるという。

ちなみに、OFCに所属するFIFA加盟協会は全部で11。ニュージーランドを筆頭に、今年行われたコンフェデレーションズカップでも話題なったタヒチ、サモアやクック諸島、フィジー、ニューカレドニアといった美しい海を持つ孤島が多く所属している。

なお、日本代表はニュージーランド代表相手にこれまで4戦1勝3敗。昨年、ロンドン五輪直前に行われたU-23代表の親善試合でも後半ロスタイムに追いつかれ1-1のドローに持ち込まれるなど、苦戦した。

移動の問題を含め、日本代表にとっても決して見逃すことのできないレギュレーション変更になりそうである。