ドイツ・ブンデスリーガのマインツ05は18日、同ヴォルフスブルクから韓国代表MFク・ジャチョルを完全移籍で獲得したことを発表した。契約は2018年夏までの4年半。
Welcome to #Mainz! Ja-Cheol #Koo meets his new coach Thomas #Tuchel. #zerofivers pic.twitter.com/RfAQ0b0OeF
— 1. FSV Mainz 05 e.V. (@Mainz05en) 2014, 1月 18
24歳のMFク・ジャチョルは2007年に国内の済州ユナイテッドでデビューすると、翌2008年にはA代表へ招集されここまで35試合12ゴールを記録。2012年のロンドン五輪ではキャプテンとして同国の銅メダル獲得に貢献している。
2011年のアジアカップ後に日本代表キャプテン、長谷部誠(現ニュルンベルク)が当時所属していたドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクへ加入するが、厚い選手層の前に出番を得られず、翌2012年1月に細貝萌(現ヘルタBSC)が当時所属していた同アウクスブルクへレンタル移籍。ここで1シーズン半プレーし8ゴールを記録すると、今シーズンよりヴォルフスブルクへ復帰した。しかし開幕から先発で起用されたもののノーゴールと結果を残せず、怪我の影響で出番を失ったこともあり、岡崎慎司、代表チームメイトのパク・チュホが所属するマインツへの移籍が決まった。
クリスティアン・ハイデル(マインツ・マネージャー)
「ク・ジャチョルは長い間、我々の欲しい物のリストに載っていました。我々は理想的な補強として彼を見ており、獲得を強く試みてきたのです。今、努力が実ったことに非常に満足しています」
トーマス・トゥヘル(マインツ監督)
「彼は優れた技術を持つ非常に才能豊かで柔軟な選手だよ。彼のプレースタイルは我々のチームによくフィットするだろうね。チームに刺激を与えることができるので、この移籍を実現することができたことをとても嬉しく思うよ」
現在ウィンターブレイク中のブンデスリーガは来週、一ヶ月の中断を経て再開。マインツはアウェイでシュトゥットガルトと対戦する。