1月20日、スーパースポーツ・ドットコムは「エジプト1部リーグのザマレクは、元代表FWアハマド・ホッサム“ミド”を監督に招聘した」と報じた。
アハマド・ホッサム、通称“ミド”は1983年生まれの30歳。かつて18歳でアヤックスに入団して得点を量産し、その後マルセイユやトッテナム、ローマなどのビッグチームでプレーしたことで知られるエジプト代表FW。
高い才能を持つ一方で世界最高クラスの問題児としても有名で、ピッチ内外問わず多くのトラブルを巻き起こしてきた。2006年のアフリカネイションズカップではハッサン・シェハタ代表監督(当時)と激しい口論をし、チームから追放されたこともある。
ミドは昨年バーンズリーを退団し、自身のツイッターで現役を引退することを発表。もちろん、彼は今回が初めての指揮となる。
エジプトのビッグチームの一つとして知られるザマレクは、今季プレミアリーグのグループ2を戦っており、これまで2勝1分け1敗の4位。
この結果を受けてザマレクは取締役会でハルミー・タラン前監督の解任を決定するとともに、ミドの監督就任を指示したとのことだ。