2月3日、ウエスタンシドニー・ワンダラーズは「メルボルン・ハートからFWゴルゴル・メブラーツを、大連阿爾濱からDFダニエル・マレンを獲得した」と発表した。
ゴルゴル・メブラーツは1990年生まれの23歳。スーダン生まれでオーストラリア育ちのエリトリア人という、珍しいルーツを持つストライカー。
ゴールドコースト・ユナイテッドの下部組織出身で、2012年からはメルボルン・ハートでプレーしていた。今季は前半戦で12試合に出場しているが、途中出場が多く得点は決めていない。
ダニエル・マレンは1989年生まれの24歳。アデレード・ユナイテッドでプロデビューし、ACLにも出場。若くしてオーストラリア代表に選出された経験を持っている。
昨年は中国超級リーグの大連阿爾濱に所属していたが、半年間はメルボルン・ヴィクトリーに貸し出されていた。
ウエスタンシドニーは夏に元日本代表MF小野伸二が退団することが決まっているほか、数人の重要な選手の契約延長交渉が不調に終わっており、初のACLを戦う上で補強は急務となっていた。