今季、9年ぶりとなるアジアの舞台に臨む横浜F・マリノスが8日、発表済みの国内リーグ、カップ戦用とは異なるACLに向けた2014シーズンの新ユニフォームを発表した。
ホームのカラーは通常のマリノスブルーではなく、2012年の横浜マリノス20周年記念モデルで使われたコバルトブルーを採用。襟首、肩袖の位置に赤と白をデザインすることで、チームの代名詞であるトリコロールを表現している。
また、日本の代表チームとしてアジアを戦うという確固たる意志の表す日本国旗を左胸に追加。
両袖には、AFCアジアチャンピオンズリーグワッペン、そして「60 minutes」ワッペンが搭載されている。
「60 minutes」とは、アジアサッカー連盟(AFC)が昨年12月から始めたキャンペーンで、アジアで行われる大会ではアクチュアルプレーイングタイム(アウトオブプレーになっていないインプレー中のみの時間のこと)がFIFAの平均よりだいぶ短いことから、“60分”に近づけようという取り組み。
The campaign logo resembling an analogue clock displays 53' as current actual playing time and aims to reach 60' pic.twitter.com/8yOHQHvqy7
— AFC 60 minutes (@AFC60minutes) 2013, 12月 31
デザインの詳細は上の通り。今季のACLでは全てのチームがこのロゴを着ける。
今季、通常モデルで赤系の蛍光色(インフラレッド)を採用したアウェイは、トリコロールカラーの白を基調としたデザインとなっている。
これらの新ユニフォームは本来、本日8日開催のファン感謝イベント「トリコロールフェスタ2014」でお披露目される予定だったが、記録的な大雪により順延。さらに、代替日の明日9日も来場者の安全確保や会場の復旧が困難なことに加え、公共交通機関の大きな乱れも見込まれるため、残念ながら今年は中止が決まった。