2月18日、ペルシアンリーグ・ドットコムは「イラン1部リーグのゾブ・アハンは、成績不振のために全選手、全スタッフの給与を20%削減した」と報じた。
ゾブ・アハンは緑色のユニフォームで知られるイランのクラブで、2010年にはAFCチャンピオンズリーグで決勝戦にまで進出した経験を持っている。
しかし今季は序盤から成績が低迷しており、27試合を終えて4勝11分け12敗。順位も16チーム中15位と、降格の危機に瀕している(とはいえ、12位のダマシュ・ギランまではわずか勝ち点差2なのだが)。
この結果を受けてクラブは選手、技術スタッフ、経営スタッフ、メディカルスタッフ全員の給与を一括で20%削減することを決定したという。
なお、イランでは昨年カップ戦で敗北したセパハンがその罰則として同じように給与をカットしている。
PLDC
カムラン・シルザディ ゾブ・アハン広報
「クラブの最高責任者であるサイード・アザリは、テクニカルスタッフ、経営、メディカル、選手全てが給料の20%を失うことになると発表した。
今日の練習でアクバル・ムハンマディ(コーチ)、ムジタバ・タガヴィ(監督)にそれが伝えられた。しかし、チームの名簿に変更は加えられない」