2008年2月、「FCペラーダ福島」が改称する形で誕生した、福島県福島市をホームとする福島ユナイテッドFC。

2002年4月に福島在住の10代から20代の若者が集まり、Jリーグを目指す団体「福島夢集団」が設立されたのが始まりで、自前チームの「ユンカース」を2004年に設立した後、2006年にペラーダ福島(当時東北2部)の譲渡を受けてクラブが拡大。福島ユナイテッドとなった2008年に東北2部で初優勝を果たすと、2011年、2012年に東北1部を連覇し、全国地域サッカーリーグ決勝大会を勝ち抜いてJFLへ昇格。ルーキーイヤーとなった昨季のJFLでは14位という成績を残した。

郡山市をホームとする福島FC(1997年に解散)やビアンコーネ福島、元ミランのジョージ・ウェア氏が総監督に就任し“瞬間最大風速"は強烈だったバリエンテ郡山など様々なクラブの紆余曲折を経て、ついに福島に誕生したJクラブ。

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エンブレムは中央に福島県を配置。盾の両脇にもチーム名の「ユナイテッド=ひとつになる」をイメージした“結(ゆい)"が入れられ、しっかりと人と人とが繋がって活動していくことを表現している。(1977は母体となったペラーダ福島の創設年)

監督には今季、現役時代にヴェルディ川崎や神戸などでプレーした40歳の栗原圭介氏が就任。選手では2012年に札幌がJユースカップを制した当時の中心選手、MF堀米悠斗のほか、昨年業務提携を結んだ湘南からDF村岡拓哉、MF猪狩佑貴、安東輝(※JFAアカデミー福島から今季入団)、FW河野諒祐、田村翔太と、若手を中心に多くの選手が期限付き移籍で加入している。

その福島が16日、2014シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。

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Fukushima United 2014 Hummel Home

サプライヤーは引き続きHummel(ヒュンメル)。今年からHummelと契約した長崎が80年代の「ダニッシュ・ダイナマイト」のイメージであったのに対し、こちらはEURO92を制した90年代のデンマークがベース。

ホーム(1st)はチームカラーである赤を基調に、肩にはHummelを象徴する二連のシェブロン、袖にはセカンドカラーの黒を使ったV字ストライプを配置し、シャープさを演出。また、“Fukushima"の文字を右袖に入れ、チームが常に福島と共にある、ということを表現。震災で県外へ避難している人も含め、「福島を背負って戦う」という意味が込められている。

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Fukushima United 2014 Hummel Away

昨季と同じく白を採用したアウェイ(2nd)。長崎同様こちらの方がデンマークテイストを感じさせる。

なお、スポンサーは、アイレ(胸)、東邦銀行(背中。昨季までは袖)、福島トヨタ(パンツ)が継続。袖は昨季までトレーニングウェアのスポンサーを務めていた福島民報と新たに契約を結んだ。

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GKモデルは、緑のホーム、オレンジのアウェイという組み合わせになっている。


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