待ちに待った2014年のJリーグが1日に開幕。今週水曜日にACL初戦を戦った横浜F・マリノスは1日遅れの2日に大宮アルディージャとの開幕戦を迎えたが、今シーズンより清水エスパルスから加わった“和製アンリ”こと伊藤翔がいきなり魅せた。
1-0とマリノスリードで迎えた87分、後方からのボールをワントラップした伊藤が左足で狙う!
元マリノス、久保竜彦(現廿日市FC)を彷彿とさせる、利き足ではない左足での豪快なゴール!
昨シーズン、リーグ戦で2位となり天皇杯を制した横浜F・マリノス。しかし16ゴールを決めチームのトップスコアラーだったマルキーニョスがJ1へ昇格したヴィッセル神戸へ移籍。マリノスは代わりに川崎フロンターレから矢島卓郎、清水エスパルスから伊藤翔を補強したが、ゼロックス・スーパーカップでサンフレッチェ広島に、ACL初戦で韓国の全北現代モータースに完敗。早くもマルキーニョスが抜けた穴の大きさを露呈し補強に関して批判の声が上がり始めていた。
その矢先でのこのスーパーゴール。これが“未完の大器”伊藤翔、覚醒の狼煙となるだろうか。
試合はそのままマリノスが2-0で大宮を下し開幕戦を快勝。公式戦3戦目にして今シーズン初勝利をあげた。