3月13日、『IANS』は「元フランス代表DFリリアン・テュラム氏は、人種差別問題は選手の周囲にも責任があると話した」と報じた。

かつてパルマやユヴェントス、バルセロナなどで活躍したリリアン・テュラムは、2008年に現役を引退して以来、様々な社会活動を行っていることで知られる。

特に人種差別問題については熱心で、2011年には「私の黒い星」という本を出版するなど、精力的に啓発活動を行っている。

テュラム氏は13日、リオデジャネイロで行われた半人種差別キャンペーンに出席し、近年サッカー界で相次いでいるこれらの問題については「他の選手にも責任がある」と話した。

IANS

リリアン・テュラム 元フランス代表DF

「選手が皆、人種差別主義に直面した際にピッチから立ち去ることを決断するならば、状況は改善されるかもしれない。

なぜ選手たちは、チームメイトが人種差別主義のターゲットになっている場合でも、ピッチに居続けようとするのか?

その選手たちもまた、多くの疑問に答えなければならないよ。なぜなら、この種の問題に対する責任は彼らも共有しなくてはならないからだ。

フットボールでの人種差別主義は、社会における人種差別主義を投影しているんだ。それをサッカーにのみ関連させるのは、ただの偽善だよ」

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