3月29~30日、アフリカ各地でCAFチャンピオンズリーグ2次予選セカンドレグが開催された。
2大会連続で優勝を果たしていたアル・アハリ(エジプト)が、ホームでアル・アハリ・ベンガジ(リビア)を相手に2-3と敗北。2試合トータルで4-2となり、ディフェンディングチャンピオンが早くも大会を去るという波乱が起きた。
38分にDFムハンマド・ナギブが先制点を決めるも、41分、52分、58分と立て続けに失点。66分にはアハマド・ファティがレッドカードを受けて退場してしまい、75分に1点を返すも食らいつくことが出来なかった。
アル・アハリは昨季限りでムハンマド・バラカト、ムハンマド・アブトリカが引退し、さらにワリード・スリマンとイマッド・ムティーブが怪我で長期離脱と厳しい状況が続いていた。ムハンマド・ユースフ監督はラジオ番組に出演し、「この状況ではペップやモウリーニョでも無理だった」と話した。
Ahram
ムハンマド・ユースフ アル・アハリ監督
「我々は非常に困難な状況で出場した。ジョゼ・モウリーニョやペップ・グアルディオラが監督を務めていたとしても、この現状であれば失敗していただろう」
クラブ公式
ワイル・ゴマー アル・アハリ主将
「ファンが我々の謝罪を受け入れてくれることを望むよ。チームのキャプテンとして、とても失望している。しかし、クラブは難しい状況に苦しんでいるのも事実だ。
我々はベンガジ(アル・アハリ)を尊重しているが、しかし我々をトーナメントから蹴り落とせるほどのチームではなかった。我々は不運だったし、選手の不在が結果に影響を与えた。
しかし、これがサッカーだ。誰かが勝てば誰かが負ける。結果は受け入れなければならない。アル・アハリの選手たちは、できる限り早く復活するだろう」