先日、「チェルシーに所属するサミュエル・エトーが年齢詐称をしているのではないか?」との報道が世界中に伝えられ、大きな話題となった。

登録上は1981年3月10日生まれで、今年33歳になるエトー。その真偽は分からないが、アフリカでは年齢詐称が発覚するケースが多く、1選手の発覚が他の選手へと飛び火する可能性もある。

そんなアフリカ選手の年齢について、衝撃のコメントを『SerieAddicted』が伝えている。

記事によれば、FIFAマスターの資格を持ち、ケニアのタランラというチームのCEOを務めたジェローム・デュフール氏がその実情について語っている。

SerieAddicted

ジェローム・デュフール(FIFAマスター)

―あなたの意見では、年齢詐称している選手の割合はどれほどですか?

「私が住むケニアでは、サッカー選手の少なくとも70%が年齢を詐称しているのではないかと思う。

私は昨年、2週間に渡って繰り広げられたU-19 KPLトーナメントに参加した。そこである監督が「ゴー・マヒアというクラブのU-19チームの選手が本来は24歳であるのにもかかわらずチームに登録され、プレーしていた」と話してくれた。正直に言うと、私は活動停止処分を受けたよ。

北アフリカのアラブ諸国では、年齢詐称している選手は1%くらいかもしれない。しかし、それ以外のアフリカの地域は混乱しており、汚職や贈収賄が蔓延しているためあらゆる問題が生じている。アフリカはそのことに関して、非難されるべきだ。

現在ヨーロッパで活躍するアフリカ出身の選手の95%が年齢を詐称していると言えるだろう。政府や機関が混乱すればするほど、アフリカ大陸は混乱を極め、年齢を詐称する選手を見る機会も増えるだろう」

 

―年齢詐称をしている有名な選手を知っていたりしますか?また、名前を挙げていただけますか?

「私は今ケニヤに住んでいるが、ヨーロッパで活躍し年齢詐称しているアフリカ人選手を知っている。

しかし、それが誰なのかを言及することはできない。なぜなら、私は彼や彼の家族と知り合いだからだ。

名の知れた選手は様々なチャンスを得てうまくプレーする一方、自分たちの名を汚すことは望んでいない。年齢を虚偽しているにもかかわらず、そういった選手たちは家族を養い、自身のコミュニティを手助けしている。

他には何があるかって?もし私たちが誰かを非難すれば、誰かが彼のポジションを奪うんだ。このシステムは内部からは変わることがない。大陸自体が変わらなくてはならない」