イングランドのトッテナム・ホットスパーは、ベンフィカのDF、エセキエル・ガライに興味を持っているようだ。

2008年、ラシン・サンタンデールからレアル・マドリーへ引き抜かれて注目を集めたガライだが、マドリーでは活躍できず、2011年にベンフィカへ移籍。新天地で再び輝きを増し、現在はブラジルW杯に出場するアルゼンチン代表でもレギュラーと言える存在になっている。

『Daily Express』によると、27歳のセンターバックは長きにわたってマンチェスター・ユナイテッドから注目されており、サー・アレックス・ファーガソン前監督からデイヴィッド・モイーズ現監督に代わる前には移籍に関する協定も結んでいたようだ。

また、今年1月にはポルトガルからの大型補強に定評があるゼニトへの移籍も噂されていたが失敗に終わり、夏に再び移籍市場を賑わすことが見込まれている。そして、先月のヨーロッパリーグ・ベスト16でベンフィカと対戦し、1分1敗で敗れたトッテナムが彼の獲得に向け興味を示している。

今季のプレミアリーグで強豪相手に大量失点が続いているトッテナム。クラブはDF陣の質に疑問を抱いているようで、7日に行われたベンフィカ対リオ・アヴェの試合にもスカウトを視察に送っている(試合はベンフィカが4-0と快勝)。現在、オランダ代表を率いているルイス・ファン・ハール監督の就任が噂されるなか、クラブはこの夏も大きな動きを見せるのかもしれない。


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