PSGのナセル・アル・ハライフィ会長は、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で現在ユヴェントスに所属しているポール・ポグバの獲得に向け、莫大な資金を準備しているようだ。

8日に行われたCL準々決勝2ndレグ、チェルシー戦に0-2で敗れ、昨季のベスト8(バルセロナ戦)に続くアウェイゴール差での敗退を喫したフランス王者。今回は特に、試合終了間際にデンバ・バの決勝弾を浴びており、終了直後のアル・ハライフィ会長の表情にもその悔しさがよく表れていた。

『Gazzetta dello Sport』によると、アル・ハライフィ会長は夏の移籍市場において、多くのビッグクラブが注目する若きフランス代表MFの獲得を優先事項としており、7000万ユーロ(およそ98億円)までの出費はいとわないと言う。

一方で、ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMは、全ての選手はその能力に応じた価値を持っており、また個人の意思に反してチームに引き止める権利はないと語っている。

「ポグバを失いたくはない。なぜなら我々は選手を獲得するチームであって売り出すチームではないからね。基本的には選手からはっきりとした申し出がない限りは誰も放出するつもりはないよ」


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