チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチ氏は、ユヴェントスのフランス代表MF、ポール・ポグバに個人的に最も注目しているようだ。
先月15日、21歳の誕生日を迎えたポグバは、セリエA連覇中のユヴェントスにおいてアンドレア・ピルロ、アルトゥーロ・ビダルらとともに強力な中盤を構成。圧倒的なパフォーマンスで首位チームを牽引する存在の一人となっており、リーグでは守護神のジャンルイジ・ブッフォンに次ぐ出場時間を記録している。
『TuttoMercatoWeb』によるとアブラモヴィッチ氏は、過去にマンチェスター・ユナイテッドにも在籍していた同選手をイングランドに連れ戻す交渉をする上で、5000万ユーロ(約70億円)が必要になることを十分に理解しているという。そこで、偉大な才能をチームへ加えるためにチェルシーは、フェルナンド・トーレス、ジョン・オビ・ミケル、さらにはダヴィド・ルイスなどを今シーズンの終わりまでにマーケットへ出すことも辞さない模様だ。
ポグバには母国フランスのPSGやレアル・マドリーなど多くのビッグクラブが注目しているとされ、残りのシーズンはもちろん、ブラジルW杯でもそのプレーに多くの関係者の視線が注がれるに違いない。