イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、公式サイトで「オーストラリアU23代表FWディラン・トンビデスが精巣がんのため死去した」と発表した。
ディラン・トンビデスは1994年生まれで、享年20歳。ギリシャの血を引くオーストラリア人選手で、ユース時代は香港のクラブにも所属。2010年にウェストハムの下部組織に入団し、2012年にトップチームに昇格していた。
彼は2011年、U-17ワールドカップでのドーピングチェックで精巣がんに犯されていることが発覚。闘病の末、2012年9月に復帰し、今年1月に行われたAFC U-22選手権にも出場。日本との試合でもワントップで先発していた。
しかし金曜日の早朝に容体が急変。家族に見守られながらこの世を去ることとなったという。
クラブ公式
ウェストハム・ユナイテッド
「ディランの驚くべき回復力は、手術と数ヶ月の化学療法を乗り切る助けとなり、彼の才能は2012年9月のウィガン戦でファーストチームでのデビューを飾らせた。
ピッチを離れれば、ディランは癌の啓発キャンペーンをサポートするため膨大な量の仕事をこなしてきた。サミュエル・L・ジャクソンやジミー・ホワイト、ピーター・アンドレなどと共にワン・フォー・ザ・ボーイズを支援してきた。
ディランは誰もから尊敬される男だった。試合における知的な視点、そして堂々とした性格を持っていた。
彼は息子を愛しており、ウェストハムのメンバーにとって素晴らしい兄弟であり、尊重されていた。彼と知り合うことが出来た全ての人が、彼の不在を大いに寂しがることだろう」
This photo breaks my heart
#RIPDylanTombides pic.twitter.com/Q5ecAzJccY
— Ben Smith (@BenSmith94)
2014, 4月 18
Still don't want to believe it. My strike partner forever. Rest In Paradise my brother. Miss and Love you always ❤️
pic.twitter.com/oYndVBfXxJ
— Elliot Lee (@ElliotLee9)
2014, 4月 18
R.I.P. Dylan my beloved brother you will be missed but never forgotten you was a massive inspiration to everyone❤️
— Taylor Tombides (@taylor_tombides)
2014, 4月 18