21日に行われたイングランド2部のチャンピオンシップ、バーンリー対ウィガン・アスレティック。2位と5位の上位対決は、前半にアシュリー・バーンズとマイケル・カイトリーのゴールで2点のリードを奪ったバーンリーが、守備でもリーグ最少失点の実力を見せつけ、2-0で見事な完封勝利。残り2試合で3位ダービー・カウンティとの勝ち点差を7ポイントとし、首位レスターに続いてプレミアリーグへの昇格を決めた。

2009-10シーズン以来、5年ぶりとなるプレミア復帰を果たしたバーンリー。YouTubeのクラブ公式チャンネルでは歓喜に沸く試合直後のロッカールームの様子を公開している。

“We Are Going Up!”の大合唱。

2012年に就任した42歳のショーン・ダイキ監督率いるバーンリーは、2部でも珍しいほど英国出身の選手で固められており、24歳のサム・ヴォークス(ウェールズ代表)、22歳のダニー・イングス(イングランドU-21代表)という若き2トップの決定力、そして堅い守備を武器に、今季は安定した戦いぶりを披露。序盤戦から好調をキープし、レスターに抜かれはしたものの前回の昇格時(リーグ5位でプレーオフを経て昇格)を上回る2位以内でのフィニッシュを果たした。

こちらは試合終了のホイッスルが鳴ったときの様子(2:40~)。

来季、あのチャールズ皇太子がサポーターを公言している小さなクラブの大きな挑戦に再び注目が集まる。

なお、2週間前に10年ぶりのプレミア復帰を決めたレスターは試合のない日に昇格が決まっており、その様子はポーランド代表DFのマルツィン・ヴァシレフスキが自身のInstagramで伝えている。

夢のプレミア昇格に向けた最後の1枠を争うプレーオフは、3位ダービー、4位QPRの進出が既に決定。その下はウィガン、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、ノッティンガム・フォレスト、イプスウィッチ・タウンと続いている。


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