UEFAのミシェル・プラティニ会長は現地時間24日、UEFAファイナンシャルフェアプレー(FFP)制度に違反し、来シーズンの欧州カップ戦に出場できないクラブが存在しないことを明らかにした。

UEFAが定めるFFP制度とは、クラブに収支のバランスを求めたもので、守れないクラブにはUEFAのコンペティションに参加するためのライセンスを交付しないといった罰則が与えられる。

インタビューの中でプラティニ会長は、このFFP違反によって来シーズンUEFAのクラブライセンスを剥奪する対象はないことを明言。

しかし、何らかの違反があったクラブの有無についてはその可能性を仄めかした。

Telegraph

ミシェル・プラティニ(UEFA会長)

「(FFPによる)決定事項は5月初旬に発表する予定である。

しかし、もしもあなたが血や涙(を拭わなければいけないほどひどいもの)を期待しているのであれば、それは失望することになるだろう。解決しなければならない問題はいくつかあるが、それでも、UEFAコンペティションからの除外を言い渡されるクラブはない。

私自身、重要な制裁はビッグクラブに影響を与えると考えている。UEFAはこれを実行する」

先月1日、UEFAはFFP違反の可能性のがあるクラブが76存在していたことを発表した

その中には大型補強が止まらないマンチェスター・シティやチェルシー、PSGといったクラブも含まれていると伝えられたが・・・UEFAの判断はいかに。


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