バルセロナは現地時間25日、前監督のティト・ビラノバ氏が亡くなったと発表した。享年45。

ティト・ビラノバは2008年、ペップ・グアルディオラの監督就任にともないバルセロナのコーチに就いた。以後、グアルディオラの腹心としてバルセロナに黄金期をもたらすなど、稀代の指導者として注目されていた。

ビラノバはコーチ時代から悪性腫瘍と戦っていたが、2012年にペップの退任とともにバルセロナの監督に就任。一時は治療のために監督職を離れていたが、2013年7月19日、正式に辞任が発表されていた。

なお、昨年10月のクラシコの試合前には、ビラノバの回復を願い、バルセロナのサポーターから“Força Tito!(頑張れ、ティト!)”のコレオグラフィーが演出されていた。

ビラノバの容体については昨日から現地メディアで非常に深刻だと伝えられており、本日バルセロナ側が逝去を発表した。

スペインでは今年2月に、ユーロ2008を制したルイス・アラゴネス氏も亡くなっており、悲しい知らせが続いている。

ご冥福をお祈りいたします。

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