5月2日、『AFP』は「元フランス代表FWルイ・サアは、人種差別的行為を行ったファンに罰金を課すべきだと話した」と報じた。
かつてフラムやマンチェスター・ユナイテッドで活躍したことで知られているルイ・サア氏は、マンチェスターで行われたサッカレクス・グローバル・コンヴェンションの式典でこう話したという。
『AFP』
ルイ・サア
「サッカー界はそれらの問題に対して罰金を課すことをスタートする必要がある。もしそれが実行されれば、それらの人々は振る舞いを変えるだろう。彼らも当局の権威には脅えている。人種差別を受け入れることは出来ないという、世界に向けた大きなメッセージになるはずだ。
(ダニエウ・アウヴェスが客席から投げ込まれたバナナを食べた件について)
彼のリアクションは面白いと思う。
ただ、それを我々が笑っているという事実は嫌いだ。全然面白くないね。誰もが『我々は何も変えることが出来ない、だから笑い飛ばしてしまおう』と言っているようなものだ。
(エヴァートン時代にも2度差別を受けた)
それはここで行われてきたこと。でもヨーロッパに限らない。私は知っている。ラツィオで6ヶ月間プレーしてきたからね。イタリアサッカー界は、事態を改善させるための取り組みをしようとしている。英国はそれを参考にしていくべきだ」