ヨーロッパもシーズン終了に近づき、移籍に関する噂も活発化。今年はワールドカップが開催される事もあり、多くの選手に動きがあると考えて良いだろう。
多くのメディアによって数多くの噂が報じられているが、『Caughtoffside』は「夏の移籍ウィンドウで完了し得る10の大型移籍」としてプレミアリーグ関係で可能性の高い移籍をリストアップしている。
エデン・アザール
【噂】 チェルシー → PSG
チェルシーの攻撃の中心として大いに活躍したアザール。23歳のアタッカーはブルーズのリーディングスコアラーであり、33試合で14ゴールを奪っている。しかし、素晴らしい活躍を示しているものの、ジョゼ・モウリーニョのお気に入りではないともいわれており、今週の頭にモウリーニョの戦術を批判し移籍の可能性が勃発した。PSGはかねてよりアザールに興味を抱いており、チェルシーとしては3200万ポンドの移籍金であれば放出を検討するつもりのようだ。
レイトン・ベインズ
【噂】 エヴァートン → マンチェスター・ユナイテッド
イングランド代表サイドバックのユナイテッド移籍話は昨年も大いに盛り上がったが、今年もどうやら継続しているようだ。ベインズと厚い信頼関係になったデイヴィッド・モイーズはクラブから追われてしまったが、ユナイテッドの関心は依然ベインズに注がれたままだ。29歳のサイドバックは1月にクラブと新たな4年契約を結んでいるが、ユナイテッドが本気のオファーを送った場合、エヴァートンとしては検討せざるを得ない状況に追い込まれそうだ。
ハビエル・エルナンデス
【噂】 マンチェスター・ユナイテッド → アストン・ヴィラ
25歳のメキシコ代表が2010年の夏にユナイテッドに加入してから既に4年の時が経った。その間、スーパーサブとしての出番がほとんどであったが、59ゴールを奪う活躍を示しており、市場価値は依然として高い。本人はレギュラーとしてプレーすることを強く望んでおり、アストン・ヴィラはエルナンデスに大きな興味を抱いている。
スティーヴン・コーカー
【噂】 カーディフ・シティ → トッテナム
昨年の夏、当時のトッテナム指揮官、アンドレ・ヴィラス=ボアスはスティーヴン・コーカーを放出し、トッテナムのファンの多くを驚かせた。22歳のセンターバックはホワイト・ハート・レーンで輝かしい未来が待ち受けていると誰もが思っていたが、わずか800万ポンドの移籍金でカーディフへ売却されている。コーカーはカーディフで37試合全てにスタメンで出場しており、南ウェールズでレギュラーとしてプレーする喜びを得ているが、クラブは降格が決定している。ヤン・フェルトンゲンがスパーズの将来であることに疑いの余地は無いが、買い戻される可能性は非常に高いだろう。
ディエゴ・ゴディン
【噂】 アトレティコ・マドリー → マンチェスター・シティ
今季欧州の主役となっているアトレティコ・マドリーにおいて、28歳のゴディンはディエゴ・シメオネ監督の信頼も厚く、リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグのダブルを狙うクラブで欠かせない存在となっている。アトレティコはこれまでにもクラブのスタープレーヤーを売却してきた歴史があるだけに、放出の可能性はゼロではなく、シティのように資金力のあるクラブからビッグオファーが届けば検討に入るだろう。シティは2011年にセルヒオ・アグエロを3800万ポンドで獲得しており、両クラブの関係は良好だ。ジョリオン・レスコットが退団濃厚なだけに優秀なセンターバックの獲得に動くのは間違いない。