5月6日、『BBC』は「イングランドサッカー連盟(FA)は、5部リーグを創設しプレミアリーグ並びにチャンピオンシップ所属クラブのBチームを参加させることを検討する」と報じた。

この提案はグレッグ・ダイクFA会長が進める改革案の一つ。リーグ・ツー(4部)とフットボール・カンファレンス(現5部)の間に新たなリーグを創設すると共に、Aランクのアカデミーを有するクラブのBチームを参加させるという計画である。

また、もう一つのオプションとしてリーグ・ツー(4部)、フットボール・カンファレンス(5部)を地域別に2分割することで枠を増やし、そこにBチームを加える形も考えられている。

18~23歳の選手に公式戦の出場機会を与え、2022年ワールドカップの優勝を目標にするイングランド代表の強化に繋げるという狙いがあるとのことだ。

これまでダイク会長は直接プレミアリーグやチャンピオンシップのクラブを訪問し、この計画への賛同を求めてきたものの、その多くはいまだ反対の立場にあるという。また、現在5部に当たるフットボール・カンファレンス以下のクラブにとっては、トップリーグとのギャップがより開いてしまうという点が問題となり、Bチームの昇格及び降格のルールも設定する必要がある。

下部リーグにBチームを参入させることで若手の育成に繋げる手法は、スペイン、オランダ、フランス、ドイツなどの欧州各国で採用されていることで知られており、一昨年ポルトガルにも導入された。

この提案は水曜日に行われるFA委員会において検討されることになっている。

なお、委員会に出席するメンバーは以下の通り。

ダニー・ミルズ

ダリオ・グラディ

グレン・ホドル

グレッグ・クラーク フットボールリーグ会長

グレッグ・ダイク FA会長

ハワード・ウィルキンソン リーグマネージャー連合会長

リオ・ファーディナンド

リッチー・ハンフリーズ PFA会長

ロジャー・バーデン FA副会長

ロイ・ホジソン イングランド代表監督

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい