5月24日、『Inside』は「アトレティコ・マドリーの会長を務めているエンリケ・セレソ氏は、運に恵まれたチームが最終的に勝利したと話した」と報じた。
24日夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝。前半にディエゴ・ゴディンのヘディングでアトレティコ・マドリーが先制したものの、後半ロスタイムにレアル・マドリーが同点に追いつき、さらに延長線でギャレス・ベイルが逆転ゴールを奪取。レアル・マドリーがビッグイヤーを手にした。
あと一歩というところで敗れてしまったアトレティコ・マドリーの会長エンリケ・セレソ氏は、「今日はマドリードという都市が勝利者だ」と話した。
エンリケ・セレソ アトレティコ・マドリー会長
「まるで40年前と同じようなシチュエーションで我々は負け、偉大なタイトルを失った。しかし、これをもたらした選手のすさまじい努力、93分完璧な試合をしたことをリスペクトしなければならない。
我々はCLで一度も負けることなくここまでやってきた。一つの小さなエラーがなければ、我々はチャンピオンになることができた。あるいは、レフェリーが5分ではなく、3分のロスタイムを宣告していればね。それが正しい判断だったのだが。
我々は1-4で敗れたものの、本当はドローであり、そしてPK戦に持ち込むことができたと歴史には書かれるだろう。
ドレッシングルームでは、素晴らしいシーズンの最後の運命にがっくりしていた。起こったことを信じられないようだった。
我々は勝利する方法、そして敗北する方法を学んだんだ。
ここにいるチーム、そしてこのファンを持っていることを誇りに思っている。勝利することも、敗れることも知っている、健康的で品の良い基盤がある。
今日、マドリードという都市が勝利者だ。賢くスポーツをし、最も幸運だったチームが勝利者だった。両方共が良いプレーをしたなら、とても重要なのは運である」