『Reuters』は「来月行われるワールドカップでイングランド代表チーム、ならびにイタリア代表チームが宿泊するホテルが捜査を受け、食用に適さない食品が大量に押収された」と報じた。

イタリア代表が宿泊する予定であったポートベロ・ホテルからは、消費期限を超過した海産物やマーガリン25kg、消費期限が記載されていない肉、ソース、チーズ、砂糖など24kgが押収された。

また、イングランド代表が宿泊する予定となっているホテル・ロイヤルチューリップは、サーモン、パルマハム、バターなどの2.6kgが消費に適さないものとして押収され、処分されている。

両ホテルはブラジルの法律によって義務付けられているコンドームの提供を怠っているとして捜査を受け、その結果安全と証明されていない食品の存在が明らかとなった。

また、当局はオランダ代表チームが宿泊するホテル・シーザーパークについても捜査を行ったが、そこでは違反は発見されなかったとのこと。

なお、ホテル・ロイヤルチューリップは、有名なインターネット旅行ガイドにてリオ・デ・ジャネイロで93位という評価を受けている高級ホテルである。

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