5月28日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、公式サイトで「ベレス・サルスフィエルドからアルゼンチン人FWマウロ・サラテを獲得した」と発表した。契約期間は3年、さらに1年延長のオプションが付随している。

マウロ・サラテは 1987年生まれの27歳。2007年に若くしてカタールに渡ったことで話題となったが、その後バーミンガム・シティへのレンタルをきっかけに欧州へ。2008年にラツィオに移籍し、11-12シーズンにはインテルにも所属。長友佑都選手とも一時期同僚であったことで知られる。

昨年自身が育ったベレスに復帰したサラテは、アルゼンチンリーグで19ゴールを記録して得点王に輝き、実力が錆びついていないことをアピール。様々な欧州のクラブから誘いがあったと言われているが、かつて自身があまり成功しなかったイングランドでの再挑戦という道を選んだ。


マウロ・サラテ

「僕が反応するとすれば、ウェストハムに来ることができて本当に嬉しいってことだね。僕は今シーズン、ベレスのために非常にいいプレーで貢献できた。自分にとって重要な意味を持っていた。何人かの良いチームメイトが居て、彼らは僕がファンタスティックなシーズンを作り上げることを助けてくれた。

もし『君はこのチームに何をもたらしてくれるんだ?』と聞くのなら、僕は『ゴールをもたらすことを望む!』と言うよ。さらに、ドリブルの技術や、そして他の攻撃能力でも貢献できる。

ウェストハムは非常に重要なクラブだ。アルゼンチンではここのことも、プレミアリーグのことも全てが知られている。このクラブは非常に美しい。

バーミンガムでプレーしていたから、イングランドのサッカーについては知っている。良いプレーをして、出来るだけ高いレベルに到達できるよう願っている。

ここで僕が抱いている野心は、クラブが出来る限り高い位置に上がり、再び欧州のコンペティションに出場できるよう、自分のベストを尽くしたいということだ」


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