トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドのストライカー、ハビエル・エルナンデスとダニー・ウェルベックに興味を持っているようだ。
新監督としてサウサンプトンからマウリシオ・ポチェッティーノを招聘したトッテナム。毎年「頼れるストライカーの獲得」を課題として補強を進めているが、今夏もその方針は変わらない。メキシコ代表のエルナンデスかイングランド代表のウェルベックをターゲットにしていると『Football Direct News』が報じている。
エルナンデスは引く手あまたのストライカーだ。プレミアリーグではほとんどが途中出場ながら多くのゴールを奪っており、得点力の高さは折り紙つき。しかし、ウェイン・ルーニーやロビン・ファン・ペルシーを抱えるユナイテッド内の序列は低く、常に退団の噂がつきまとっている。トッテナムはこれまでにもエルナンデスにオファーを送ってきた。昨季は2000万ポンド(約34億円)のオファーを送るも断られており、1月にはローンでの獲得を目指している。今度こそ、という思いは強いかもしれない。
ウェルベックはユナイテッド内でエルナンデスよりは序列が上のストライカーだ。しかし、昨季はデイヴィッド・モイーズ監督が起用する機会は多くなく、本人にとって非常にフラストレーションの溜まる1年に終わっている。新監督のルイス・ファン・ハールがエルナンデスとウェルベックを手元に留めておきたいと考えているかは不明な状況だが、トッテナムとしてはチャンスがあれば獲得しようと状況をチェックしているようだ。