先日行われたトルコ、イスラエル代表との強化試合でそれぞれ0-2,2-4と敗れたホンジュラス代表。その内容も悲惨でワールドカップ本大会に向け暗雲立ち込めるなか更なる悪い知らせが届いた。

最終登録メンバー23人の提出期限となった2日、同代表を率いるコロンビア人ルイス・フェルナンド・スアレス監督は、スコットランド3部グラスゴー・レンジャーズに所属するMFアルノルド・ペラルタを太ももの負傷により外したことを明らかにした。

ペラルタは先月、代表チームに合流した際のメディカルチェックにて負傷のリスクが判明。トルコ、イスラエル戦を回避し回復を待ったが、提出期限となる2日、ペラルタ本人は「(自身の)コンディションは100%」と主張したものの医療チームが許可を下ろさなかったため代表チームから離脱することが決まった。連盟によると5月3日に行われたダンファームリンとのリーグ最終戦後に発症していたとのこと。 

25歳のペラルタはロンドン五輪でベスト8に進出したチームのレギュラー。昨年8月、多額の負債により2012年に破産し下部リーグからの出直しを余儀なくされたスコットランドの名門レンジャーズに加入すると、3部リーグではあったが115年ぶりとなる無敗優勝と来シーズンの2部昇格に貢献。スアレス体制のA代表でも本職はMFながら主に右サイドバックで起用され、本大会でも主力としてプレーすることが期待されていた。

なお、ペラルタの代替には予備メンバーに含まれていたエデル・デルガド(レアル・エスパーニャ)が招集されている。

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