大会最多6度目、そして自国でのワールドカップ初制覇を目指すブラジル代表は2日、本大会に臨む背番号を発表した。ベースは昨年行われたコンフェデレーションズカップ時のものであるが、一部変更が加えられている。1998年からの5大会を並列して見てみよう。

今大会のメンバーには前回大会から5人、2006年大会からは2人が含まれているが、前回大会から引き続き同じ番号を使用する選手はゼロ。2000年代からの世代交代を印象付けるもので、ルシオが3大会連続で使用した3番をキャプテンのチアゴ・シウヴァ、フアンが2大会使用した4番をダヴィド・ルイス、そしてリヴァウド、ロナウジーニョ、カカと続く王国の誉れ高き10番をネイマールが受け継いだ。また、怪物ロナウドが3大会で使用したエースナンバー9番をフレッジ、ブラジルでは元来ウィング的な要素の強い11番をゲームメイカーのオスカルが着用する。

ブラジル代表の背番号は基本的にレギュラー選手に1~11が与えられるのが慣例となっており、19番を付けることが多かったフッキが7番、18番を付けることが多かったパウリーニョが8番となった。その一方で守護神のジュリオ・セーザルが12番、ボランチの一角ルイス・グスタヴォが17とレギュラー番号から外れている。代わりとしてタファレル、マルコスとそれぞれ1994,2002年ワールドカップを制した守護神ナンバー1を控えのジェフェルソン、そして元Jリーガーのサンパイオやエメルソン、前回大会で“戦犯”扱いされたフェリペ・メロら主要ボランチが着用した5番をフェルナンジーニョが付ける。

また、この表を見るとブラジルの歴代GKは必ず1、12、21番を使用していることが分かるだろう。

※1998年フランス大会の登録メンバーは22人

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