6月6日、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCは、フランス代表メンバーに昇格したモーガン・シュナイデルリンのインタビューを掲載した。

フランス代表は6日、フランク・リベリとクレマン・グルニエの両名が負傷のためにメンバーから外れると発表。同時にレミ・キャベラ(モンペリエ)、そしてモルガン・シュナイデルリンの2名がワールドカップに緊急招集された。

当時故郷のストラスブールに帰っていたシュナイデルリンは、当初掛かって来た電話がデシャン監督からのものと思わず、応答しなかったことを明らかにした。


モーガン・シュナイデルリン

「もし、こんなことが起こると誰かが僕に伝えていたとしても、おそらく信じていなかっただろうね。しかし、それは常に僕の目標だった。

僕はいつだって目標を達成しようとしてきた。2011年にはリーグ・ワン(三部)でプレーしていたけど、父や代理人、友人には『2014年のワールドカップに出るつもりだ』と話していた。

人々は『それより前にプレミアリーグの選手になることに集中すべきだ』と言っていた。でも、こうも言うんだ。

“always aim for the moon because, if you miss it, you’ll reach the stars”

『常に途方も無い野心を抱け。もしそれを恋しく思うならば、志を高く持て』

僕にとっての“moon”はワールドカップだった。そして今日、僕はそれを達成したんだ。

(招集の電話を受けた時)掛かって来たけど、僕はその番号を知らなかったから、応答しなかったんだ。しかし、それがデシャン監督の番号だという書面を見てね。すぐにかけ直したよ。

彼は、2名の選手が負傷したので、僕に準備をしてくれと話した。もし僕が行かなければいけない状況になれば明日伝えると。

電話を切ったあとは、次の日に何が起こるかと考えてしまって、眠るまでにちょっと時間が必要になっちゃったね。そして次の日の午後二時に彼らが僕に電話してきて、ここに来てくれと伝えてきた。

驚くべき日だったね。全く信じられないほどだ。全てがあっという間だった。正直に言うと、30人の登録に入った時よりも幸せだった」


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