コロンビア代表のホセ・ペケルマン監督は8日、6日の練習中に右膝を負傷しワールドカップ本大会の欠場が決まったアルド・レアオ・ラミレス(モレリア/MEX)の代わりとしてカルロス・カルボネロ(リーベル・プレート/ARG)を追加招集した。

カルボネロは1990年生まれの23歳。運動能力とテクニックに優れたMF/FWのチャンスメイカーで、国内の強豪オンセ・カルダスで活躍し2011年に代表デビュー。同年開催されたコパ・アメリカのメンバーからは漏れたが、その後はアルゼンチンに活躍を移し、エストゥディアンテス、アルセナル、そして2013-14シーズンより名門リーベル・プレートに在籍。リーベルでは主に右サイドでプレーし、後期リーグの優勝に貢献した。

当初ラミレスの代わりは同じボランチで日本代表FW岡崎慎司の同僚エルキン・ソト(マインツ05/GER)らの追加招集が予想されていただけに、予備メンバー30人に含まれず、ペケルマン体制では初招集となるカルボネロのメンバー入りは驚きであったと言えるであろう。また、ボランチに代えてのアタッカー招集は本大会で「攻撃的に戦うんだ」というペケルマン監督の意思表示なのかもしれない。なお、カルボネロはラミレスが付ける予定だった背番号5をそのまま着用するとのこと。

コロンビア代表は14日にギリシャ代表とのグループ初戦を迎え、19日にコートジボワール代表、そして24日に日本代表と対戦する。

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