6月13日に行われたビッグゲームは意外な結果となった。5バックで挑んだオランダが、世界王者のスペインを圧倒し、5-1というスコアで大勝を収めた。
前半終了間際に同点ゴールを決めて勝利を演出したロビン・ファン・ペルシーは、この結果を喜びつつも「まだ3ポイントを取っただけ」と兜の緒を締めたと『L'Equipe』が伝えた。
ロビン・ファン・ペルシー
「(試合の第一印象は?)
クレイジーな試合だったね。ハーフタイムの前に完璧なタイミングで最初のゴールを決めた。そして我々はやり続けようと話していた。そしていい時間帯に2点目を奪うことが出来た。しかしそこで止まらなかったね。我々は5点を奪うことが出来た――もしかすると6、7、あるいは8点取れたかもしれないね。
ここ数週間働いてきた仲間やスタッフを祝いたい。事態がどのように進んでいったかを考えると、とても満足できるね。
(あなたのゴールは素晴らしかった)
あれはファーストハーフで最も大きな出来事の一つだったね。美しいゴールだった。ボールを受ける直前に、カシージャスが前に出てくるのを見ていたから、頭を選択した。ループシュートをね。とにかく、あれは美しかった。
(オランダはまだ成長する?)
我々は6年間世界一だったチームに勝ったんだ。どんな準備をしてきたか、その結果何を得られたかを考えれば、今夜は喜ばなきゃ。しかし、明日からはオーストラリア戦に集中しなければならないよ。
今日はオランダにとって素晴らしい夜だった。しかし、単に3ポイント取っただけだ。興奮したくはない。我々はさらに進歩しなければいけない」