W杯のグループステージ第1節で退場した選手は2人だった。

その中でも、この男が見せた愚行は特に世界中のサッカーファンをうんざりさせたに違いない。

現地時間16日に行われたドイツ対ポルトガルの一戦で、前半37分に退場したポルトガル代表のペペである。この試合で熱くなったペペは、相手FWトーマス・ミュラーにヘッドバットをお見舞い。チームは結局4-0とドイツに完敗を喫し、“問題児”ペペの不在がチームに大きな影響を与えたと伝えるメディアも多い。

そんな中、かつては“問題児”との扱いも受けたディエゴ・マラドーナがペペについてコメントしている。違法薬物の使用など、これまで世間を騒がせ続けた元祖問題児だが、相当にご立腹であった。

ディエゴ・マラドーナ

「ペペがあんなに馬鹿げた行動に出るなんて、おかしなことだよ。

トーマス・ミュラーは自身の役割を完璧にこなした。しかし、ペペに関してはあんなことをする必要などまるでなかった。

彼のプロ失格とも言うべき精神チームメイトが、逆転できるかもしれないという希望をチームメイトからかき消した」

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