現地時間23日、スペインリーグ2部リーガ・アデランテの昇格プレーオフ決勝が行われ、コルドバが42年ぶりの1部昇格を果たした。

スペイン2部から1部に昇格できるのは3チーム。1位と2位が自動昇格で、3位から6位までのチームでプレーオフを行い、最後の1チームを決めるのだが…コルドバに起きた奇跡がものすごいと密かに話題となっている。

アンダルシア州のコルドバは今シーズン、7位でシーズンを終えた。通常であれば昇格プレーオフの出場権にあと一歩届かずシーズンを終えるはずだったのだが、今シーズンの2部を3位でフィニッシュしたのがバルセロナBだった。

リーガ・エスパニョーラのレギュレーションでは、同一クラブ内のチームが同じリーグで在籍することは認められていないため、急遽7位のコルドバに昇格プレーオフ出場権が回ってきたのだ。

昇格プレーオフは2試合合計のトーナメント戦で行われる。

昇格プレーオフの準決勝レアル・ムルシア戦をアグリゲートスコア2-1で制したコルドバは、決勝戦であのバレロン擁するラス・パルマスを迎えた。

ホームでの1stレグを0-0で迎えたコルドバは、アウェイでの2ndレグで先制を許す。かつてマラガで背番号10を背負ったアポーニョの一撃だった。当然このままでは敗れ去るのがコルドバ。しかし、後半アディショナルタイムを迎えたその時、奇跡の瞬間がやってくる。

コルドバのFWウリセス・ダビラが同点ゴールを記録し、ここで試合はタイムアップ。アグリゲートスコアでは1-1だが、コルドバがアウェイゴールを獲得している分アドバンテージとなり、7位から奇跡の昇格劇を決めたのだ。

コルドバが最後にリーガ・エスパニョーラに在籍したのは、1971-72シーズンのこと。実に40年以上にわたりトップチームから離れていたが同チームは来シーズン、レアル・マドリーやバルセロナといった強豪と同じ土俵に立つ。

上にあげた順位表の通り、コルドバは8位レクレアティーボと同じ勝ち点であり、8位でシーズンを終えていてもおかしくはなかっただけに、この昇格劇はまさに「奇跡」と呼ぶに相応しいだろう。

これで今シーズン昇格するのはエイバル、デポルティボ・ラ・コルーニャ、コルドバの3チームとなった。代表チームはW杯で散々な結果となったが、新シーズンのリーガを盛り上げる新たな伝説がここに生まれた。