2013-14シーズン、マンチェスター・ユナイテッドへ去ったデイヴィッド・モイーズ監督に代わり、スペイン人のロベルト・マルティネス監督を招聘したエヴァートン。ウィガンをプレミアリーグに定着させただけでなく、2013年にはFAカップ優勝へ導いた若き知将は、エヴァートンでもすぐさま力を発揮。チームは新体制1年目から2008-09シーズン以来の5位という好成績を収めている。
そのエヴァートンは今年2月、 Umbroと2014-15シーズンからの5年契約を締結したことを発表(過去2シーズンはNike)。両者はこれまで3度の協力関係を築いており、今回が4度目ということになる。
25日にお披露目された、エヴァートンの新ユニフォーム。(着用者はイングランド代表のフィル・ジャギエルカ)
今回の“復帰モデル”は、『Umbro』が設立された1924年、エヴァートンがスペインのバルセロナカップで優勝した際に着用していた、青シャツ、白パンツ、紺ソックスのユニフォームに触発されたデザインとなった。
身頃はクラブカラーの青をベースにしたシャドーボーダーを採用。ヘンリーネックの首まわりには紺を配し、いかにもUmbroらしいクラシカルで洗練されたユニフォームに仕上がっている。
左胸にはファン投票を経て決まった、 “真の”新エンブレム。
クラブ主導で2013-14シーズンから採用したデザインはファンの不評を買い1年でお蔵入りとなっており、ラテン語で「最善を尽くせば、道は開かれる」を意味するクラブのモットー、“Nil satis nisi optimum”の表記も復活している。
初出場のW杯は残念な結果に終わったイングランド代表のレイトン・ベインズ。マーケットが開くたびに移籍が噂されているが、この夏は果たして?
エヴァートンは8月16日のプレミアリーグ開幕戦、昇格組のレスターとアウェイで対戦することが決まっている。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ