ロメル・ルカクにとってチェルシーは特別なチームであり続けた。しかし今、その感情に変化が生じ始めている。

複数ソースによれば、W杯を終えたベルギー代表FWロメル・ルカクはチェルシー退団の可能性を否定していないようで、このオフにしっかりと今後のことを考えるという。ルカクは昨シーズン、エヴァートンへとローン移籍を果たし大活躍したが、新シーズンにはローンバック。チェルシーはジエゴ・コスタの獲得をすでに認めており、そのことがルカクを悩ませていることも否定できない。

そんなルカクに対し、獲得を希望する新たなクラブが明らかになった。それが、チェルシーのライバルチームであるアーセナルとトッテナム・ホットスパーである。

英国『Metro』によれば、両チームはルカク獲得に向けこれから動き出し始めるようで、「タイトル勝ち取ることができるクラブ」でのプレーを求めるこの21歳を注視しているという。

ロメル・ルカク(チェルシー)

「自分にとって最高のフットボールができ、願わくばタイトルを獲得できるどこかにいたいね。移籍という選択肢もある。

フットボールの世界では起こりうることだし、正しい決断を下す自信もある。

(ローン移籍が終わってチェルシーの担当と話し合いをしたか?)

いや、まだだ。重要なのは、僕にとって何がベストであるのかということ。それは最も野心に満ち、若い僕を最も成長させてくれる場所のことだ。

僕は今21歳だ。しかし、もう十分経験を積んだと思っている。試合にたくさん出たし、ゴールもたくさん決めた。今度はタイトルを獲得し、ベストな選手の1人になりたいんだ」

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